苛々したり つまらない出来事に遭遇すると
自分の中に 澱が溜まっていくように感じる
果実酒の果実の絞りかすが醸造している樽の底に溜まるように
不純物のようなザラザラした気持ちが溜まり始めます
気晴らしは有効ではなく
気の副わない<それ>は逆効果で
自分の中で澱は撹拌され 一瞬存在はなくなるように見え
その実 時間が経てば 存在を誇示してくる
それは舞いを忘れ 層になり重なり始める
掬い取り除こうとしても 指のすき間から 逃げ出し
ゆらゆらと いたずらに私の中を 舞い続ける
それは・・・
≪濾過(ろか)≫することで 解消するのだと思う
–カタルシス–は その効果を持ち得ていて
私を純粋にしてくれる
ある種 捨てる行為は充ちたものを放出する役割を持つのだと思う
捨てる部分は濾過した澱の部分で
濾過の行為は 暗がりで行う私にとっては睦み合いだったりする
昇華を伴う行為は 私にとって 濾過の役割で
装置は自分の中にあり 稼働は相手を伴い
その相手の昇華の手助けが また 自分自身のカタルシスだったりする
鬱積した感情から解放されて快感を覚えること
≪会いたい≫≪傍にいたい≫と 涙が溢れ出て 感情が堰を切る
濾過されず グルグルと澱は撹拌されるけれど
それを繰り返し 私の愛情の純度は高まるのかも知れない

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。